インフルエンザに対する




インフルエンザ
インフルエンザキットで早期診断をいたします。鼻咽腔から分泌液を採取しインフルエンザ抗原を証明します。15分程度で結果が得られます。またこの方法によりインフルエンザの型の判定も可能ですので、適切な薬が選択できます。しかしながらこの検査はインフルエンザ感染症の診断率が70%ですので、陰性でもインフルエンザの可能性はあります。
症状により医師が臨床的にインフルエンザと診断した場合もインフルエンザ治療薬を処方いたします。


2019年 インフルエンザ予防接種

各市町村により、金額は異なりますが、
65歳以上 1500円
大人 3850円
小児(3歳以上) 3850円
小児(6カ月〜2歳11カ月まで)3300円
となります。

高齢者の方はこの機会に予防接種を受けることをお薦めします。例年の通り、ワクチンの不足する事が予想されますので、なるべく早めに接種してください。





 
最近の論文では、成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、
2回接種だと
94%とされています。
2回接種した方が予防効果は高まりますが、逆に言うと2回接種しても
6%の人はインフルエンザに罹ってしまうということです。

 成人の場合、今までに何度かインフルエンザにかかっているので、多少の免疫力を持っています。そのため、今年の流行株の予防接種を1回やって免疫力を補 強すれば、64%は予防できるということです。しかし、流行するインフルエンザウイルスは年ごとに変化するので、2回接種の方が確実と言えます。

 12歳以下の子供は、インフルエンザに対する免疫力が少ない可能性が高く、2回受けることが必要です。また、受験生とか、どうしても仕事を休めない職業の人とか、喘息など気管支に持病のある人なども、やはり2回接種の方が間違いがありません。