体調管理

新型インフルエンザにかかる確率を低減するために、毎日体調チェックをこころがけましょう。
感染すると3日程度の潜伏期間後に症状
が出ます。

 家庭で実践すること
・毎日の検温
朝起床時に家族全員の体温を測りましょう
 新型インフルエンザで 想定される症状
初期症状
・発熱38度以上
・強い倦怠感、筋肉痛、関節痛
・腹痛や下痢、咳、のどの痛み

その後

・息苦しさ、激しい咳、呼吸困難などの症状
・鼻血や歯ぐきからの出血
・多臓器不全
 異常を感じたら
自分の家族に発熱や倦怠感などの症状が出て
感染の疑いがある場合は病院にすぐ行かず、
保険所に連絡して、その指示に従いましょう。

自宅看護
流行した場合、軽度の感染者は家庭で看護することになります。
家庭看護で看病する人が感染しないことが重要です。
十分準備して臨みましょう。

自宅看護の注意点
・部屋の換気は1時間に数回。湿度は60%に保つ
・二酸化塩素除菌剤を部屋毎に配置すると効果的
・しっかりしたゴーグル・ビニール手袋を着け看護する。
・感染者感染者の排泄物や鼻水、 タンなどはウイルスで
汚染されている可能性が高く、ビニール手袋を着けて処理する
感染者が使用したトイレはしっかり殺菌消毒する。
消毒の方法
 ・熱消毒(80℃以上10分)
・塩素系漂白剤を300倍に希釈して使用
感染者の食事・飲み物
 ・消化が良くて栄養のあるものを選ぶ
・水分はスポーツ飲料が最適。
解熱のときの注意
・15歳未満の患者の解熱剤には脳症を引き起こす可能性
があるアスピリン系は避け、アセトアミノフェン系を使用する。
 
基礎知識
H5N1型に感染すると
重症化することがある
感染者の致死率は60%を越えています。
感染者は発熱、咳の他に
多臓器不全を起こし、肺炎から呼吸不全などで死亡しています。
H5N1型は若者の感染、重症化が多い
若い人ほど免疫機能が強いため、10代、20代はサイトカインストーム
(免疫機能の過剰反応)
によって多臓器不全で死亡するケースが多いと言われています。