鼻と耳(鼓膜の内側)は耳管という管でつながっています。鼻とのどから耳管経由で細菌感染が起こると中耳に炎症が波及し、膿が中耳に溜まり、激しい痛み・発熱が起こります。
鼻炎の鼻すすりにより耳に炎症が波及することが多いです。治療は抗生物質を使用しますが、 炎症がひどい時は鼓膜を切開して排膿します(鼓膜切開術)。
●外耳道炎 外耳道への刺激で外耳道の皮膚に細菌が感染することで起こります。触りすぎが原因の事が多いです。
かゆみや痛みが強く、血が出たり分泌液が出ることがあります。
抗生物質の点耳薬や軟膏で治療します。 さわらない事が一番です。 耳かきによる損傷
耳の中に異物が入った状態です。異物は、毛、虫、などです。子供の場合、いたずらでビーズなどを入れてしまうことがありますので、注意してください。