本文へスキップ

尼崎市 尾上医院 耳鼻咽喉科 皮膚科

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.06-6417-7046

〒660-0076 尼崎市大島1-1-1

治療方針policy&FAQ


めまい、顔面神経麻痺 、睡眠時無呼吸

●良性発作性頭位眩暈症
頭を動かすとめまいが増悪し、じっとしているとすぐにめまいが治まるのが特徴です。内耳にある平衡感覚を司る三半規管という場所に耳石がなんらかの原因により迷入することにより、このようなめまいがおこります。

頭位変換眼振検査により三半規管のどの場所に耳石が迷入しているかを診断します。


治療は内服薬や点滴も行いますが、基本的に運動療法です。耳石を元の場所に戻す運動療法が有効と言われています。
Epley法

めまい発作急性期は安静が第一ですが、おさまっていれば積極的に頭や首を動かす運動をすることが重要で、めまい症状は時間と共に回復することがほとんどです。ただ小脳に出血や梗塞がかくれている場合もありますので耳鼻咽喉科に受診し適切な診断を受けることが大切です。

1)頭位変換により誘発される回転性めまい

2)その頭位において回旋成分の強い眼振が誘発される 
 (頭位変換眼振検査)

3)めまいと眼振は1分以内に減弱、消失する

4)聴覚障害、中枢神経症状を伴わない

5)温度性眼振検査は正常

6)睡眠不足、過労、ストレス、飲酒で起こりやすい

●メニエール病

片側の耳の塞がった感じで気が付くことが多く、‘ボー’という耳鳴がしてから回転性のめまいが起こります。

内耳の中にあるリンパ液の流れが悪くなる事によ内耳にむくみが出て起こる(内リンパ水腫)と言われています。

原因は不明ですがストレス、ウイルス感染などが考えられています。聴力検査にて低音部難聴を認めますが、耳が詰まっている感じのみ で、

聴こえが悪いと自覚する事はあまり無いようです。治療は、むくみを抑える利尿剤と循環改善薬を内服します。

それでも改善が無い場合はステロイド剤を使用することも あります。

この病気の特徴の一つに繰り返し再発するというのがあります。治療をして改善したとしても、また聴力低下を繰り返すのです。このような発作を繰り返すうちに徐々に聴力が低下していくという危険性があるため、毎回、きちんと耳鼻咽喉科で検査と治療を行うことが重要です。

1)難聴・耳鳴・耳閉感などを伴うめまい発作

  難聴は変動、音に敏感(補充現象=内耳性)、

  初期には低音障害型難聴が多い。

2)めまい発作は誘因なく、激しい回転性めまいで、

  悪心・嘔吐を伴い、反復する。

3)めまい持続時間は1〜6時間

4)意識障害・麻痺など中枢神経症状を伴わない。

5)発作間欠期には、何の症状もない。   

以上がメニエール病の特徴であり、すべてのめまいがメニエール病というわけではありません。

正常             メニエール病(内リンパ水腫)

●顔面神経麻痺
ある日突然に、口から水が漏れたり,目が閉じないことで気付くことが多いようです。

原因はウイルス感染、ス トレスなどが考えられています。

ビタミン剤、抗ウイルス薬の内服後、リハビリテーションが重要です。

発症から時間が経過してしまうと治り難くなったり、帯状疱疹による

痛みを伴う難治性の顔面神経麻痺もありますので、早めに耳鼻咽喉科

を受診してください。


●睡眠時無呼吸症候群



眠っている間に呼吸が何度も止まる、または浅くなる病気です。特に

 無呼吸とは10秒以上呼吸が止まる状態をいいます。

のどの筋肉はゆるんで 空気の通り道(気道)がふさがれてしまうた

めに おこる事が多いです。

(主な症状)

・大きないびき

・日中の強い眠気や集中力低下

・起床時の頭痛

・寝ても疲れが取れない

(放置するとどうなる?)

長期間放置すると以下のリスクが高まります

・高血圧

・心筋梗塞 脳卒中

・糖尿病


(治療法)

CPAP(シーパップ)療法

鼻に装着したマスクから空気を送り込み 気道をひろげる




(検査)

当院では アプノモニターによる検査機器を貸し出して

自宅で簡易的に検査して頂いております。

・内容 睡眠中に 鼻の気流 いびき音 血中酸素濃度 呼吸の回数

などを計測します。


・検査機器 小型の装置を2日間 就寝時に装着してもらいます


Onoe clinic otolaryngo 尾上医院 耳鼻咽喉科 皮膚科

〒660-0076
尼崎市大島1-1-1
TEL 06-6417-7046