飲み込み障害(嚥下障害) 嚥下訓練

尼崎市大島1-1-1
尾上医院耳鼻咽喉科
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飲み込み(嚥下)は口腔期、咽頭期、食道期の3相にわけられます。
どの相に障害があっても飲み込みに障害が生じます。飲み込み障害とは特に第1相(口腔期)第2相の(咽頭期)の障害をさします。

食道期の障害は通過障害です。右記のような様々な疾患が原因となりますので、耳鼻咽喉科で診察してもらいましょう。
1.食事内容の調整
とろみのついた食物は飲み込みやすい(プリン、ぜりーなど)

2.食べる時の姿勢
頚部前屈、頚部回旋 上体の挙上(寝たきりだと逆流しやすい)

3.嚥下リハビリ
喉頭挙上、アイスマッサージ、Push Up Method等のリハビリを耳鼻咽喉科で指導してもらう。
4.口腔ケア
誤嚥性肺炎の予防
5.栄養障害や脱水の予防
点滴、補助食品、経管栄養の併用
  
以上のような事項で対応します。お近くの耳鼻咽喉科、内科に相談するのが良いでしょう。
 
 
静的嚥下障害の原因
1)口腔咽頭期
内因性:慢性扁桃炎、咽頭腫瘍、反回神経麻痺等

外因性;甲状腺腫大など

2)食道期障害
内因性;食道がん、食道憩室、食道裂孔ヘルニアなど

外因性;縦隔腫瘍など

動的嚥下障害の原因
(口腔咽頭期)
A;神経疾患 
(中枢性)
脳血管障害;仮性球麻痺、球麻痺
変性疾患;ALS パーキンソン病
脳幹部腫瘍、外傷
(末梢)
炎症;多発性脳神経炎、ジフテリア、
B;神経、筋接合部
重症筋無力症
C;筋疾患
筋ジストロフィー、膠原病、アミロイドーシス

(食道期)
食道アカラシア
全身性アミロイドーシス
糖尿病性ニューロパチー



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